それぞれの市町村が運営している公式サイトには、(その地域に来てくれたら、住んでくれたら)こんな良いことがありますよというアピールや、具体的な支援制度、地域によっては実際に移住してきた人の生の声が載っています。
「実際に移住してきた人の声」というと、たしかに信憑性は増すんですが・・・それも良い面、メリットしか載っていないんですよね。
例えば
「保育園の待機児童問題もなく、子育てしやすい町です!」とか
「近所の人から野菜をもらえるので、食べるものには困りません」とか。
悪い面やデメリットがすこし載っていたとしても、
「冬は雪かきが大変です」とか
「車がないと不便です」とか
おもてに出せる程度の、追加事項的な意味で書かれているもののみ。
地方移住者のブログの信憑性は?
行政のホームページ以外に、地方移住をした人や、その地域を訪れたことのある人が個人的に書いているブログなども探せばあります。
そういった個人的なサイトの方が、リアルな意見を知れる点では信憑性が高いですね!
ただ、気をつけるべき点もあります。
それは
- 住みたい地域が決まっていない場合、情報検索が大変。
- 個人ブログには書ける部分と書けない部分がある
という2点。
住みたい地域が決まっていない場合、情報検索が大変
住みたい地域が決まっているなら、その地域の情報だけを収集したり、実際に訪れてみたり短期間住んでみたりしたら良いのですが・・・
少しでも興味のある地域が複数あって、決まっていない場合、それぞれの行政の公式サイトを見るのもそうですが、その地域に住んでいる人のブログを探すとなるとさらに大変ですよね。
個人ブログには書ける部分と書けない部分がある
さらに・・・
地方移住をした人が運営している個人ブログって、小さい町であれば小さい町であるほど運営者個人が特定されやすいんですよね。
その地域の悪い部分や、移住の失敗した点などをブログ上で書こうものなら、近所の人、地域の人へあっという間にウワサが広がり、大変なことになりかねないのが現実なのです。
「◯◯さんのブログに書かれてた悪口って、こないだ私たちでやった■■村のイベントのこのじゃない?」
「■■町への移住失敗っていうブログ見つけたんだけど、あれ書いている人◯◯さんだと思う。」
という具合に。
とくに地方、田舎ではウワサに尾ひれが付いて広がるスピードを舐めてはいけません!